艦隊これくしょん -艦これ- 第2話

 なんか我慢しきれず見てしまった。
 主人公吹雪が努力して標準レヴェルまでといったところ。いやもうスポ根フォーマットで特にテキスト的に見るべきところはないというか。出撃シーンがない分、風呂シーンでサーヴィスかとも思うんだけど、やはり基本ゲームでは描きようのないところを実体化したというか。やはりゲームプレーヤーが得心するための作品のような気がしないでもない。
 おそらく、ゲーム収益で予想外に資金が溜まったのでアニメを作るかといったところか。メディアミックスに前向きなカドカワだし、そのへんアニメ化しようと思ったらハードルは低いだろう。アニメの内容で販促というよりは、「人気のあまりアニメ化までしたゲーム」というプレミアをつける戦術のように思える。そう考えたら、ゲームプレーヤーが違和感を持たない程度に話題性を持たせることができれば、アニメ化としては成功なのであり、むしろ原作を超える設定や解釈を持ち出してはっちゃけるのはNGなんだろう。自分も「これはないわ〜」と思わないレヴェルで納得してしまってるし、実際声優の演技だとか、ゲームとの整合性だとかを知らず知らずのうちに基準にして視聴しているっぽい。
 というわけで、やはり自分のこのアニメに対しての評価はあまり変わっておらず、ゲームプレーヤー以外は視聴する必要はないと思っている。ネットゲームなんて時間喰いなんで、それさえ厭わないのであれば、アニメ見るよりゲームを触ってみろというぐらいか。無課金で一週間やってつまらなかったらバッサリ辞めればよい。というか、自分は嵌ってしまってるのでアレだが、基本中盤*1(6-2海域まであるが2-4海域のクリア)までやって辞めるのがこのゲームの美味しいところだけ味わえるので、それで卒業するのがお勧め。

*1:序盤では駆逐軽巡などの小型艦艇のみのミッションだが、2-4クリアは空母戦艦などの大型艦艇を使う醍醐味が味わえる。あとの海域は理不尽な要素が多くなり、ストレスが多くなるので、そこで辞めておくのがパフォーマンスが良い。イヴェントは特にストレスの塊とも言ってよく、思い入れが持てなければゲーム継続をするべきとも思わない。