ガリレイドンナ 第11話

corydalis2014-07-28

 ガリレオテソロって、あの砂時計の中に入ってた物質なのか。
 なんか意外というより、ガリレオの遺産は法則のようなものと予想していたので、生成式と聞いてなんか近かったのかな。
 最終回ということで、結構急ぎつゝもそれほどダイジェスト風味というのは感じられなかった。省略が多いんだろう。一番の驚きはロベルトの行動だったかな。6枚の地図などを間接的にガリレオシスターズに渡した張本人は彼のはず。最后育ての親であるアドニ・ムーンの社長を射殺したのもおそらく予測してのこと。自分としては何が彼をガリレオシスターズ側に立たせたのか?というその理由なんだけど、その描写をやってしまったら意外性がなくなってしまうのでこういうやり方が正解なんだろうけどね。公衆の面前で撃ったから、彼自身その行動の後逮捕されるのは覚悟の上だろうし、いやホント、何が彼をそうさせたのか知りたいが、想像するしかない。
 あとは拡げた風呂敷をぽんぽんまとめていてそれはなかなか。謎が謎としてそれ自体を明らかにするのがメインではなく、あくまで目的があってその修飾に留まっていたというのも物語の勢いを殺してない。で、この作品中で投げかけられているメッセージは家族愛だとか環境問題だとか多数あったんだが、それらの自己主張も強くなくて、そのへん大きな物語を期待する分には物足りないとは思うが、この作品の場合控えめなところが物語物語しているというか。
 というわけで、なんか話が最終回だけに留まらないようなのでとりあえずエントリーをあらためることに。