ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル 第10話

 和ませ役はナヽジーニィだけに。
 セシルをめぐっての争奪戦。ウソの書類をでっちあげてまで組織に都合よくことを運ぼうとする静夢と鮫島によるおっかけっこのあとはアゲハ法律事務所での整理、マカルとラボネの説明など、拡げた風呂敷を畳む作業でかなり構造がわかりやすくなった。
 鮫島法律事務所の面々を今振り返ると、なるほど弱ペと似てる。ということは、アゲハ法律事務所のヒロインズは男の子向け、鮫島法律事務所は女の子向けという幅広いファン層を取り込もうという意図が見える…のだが、あまり注目されなかったわけね。なんか難しいワナ。作品が始まる前は未知数だろうし、始まってしまえばよっぽどのことがない限り視聴者数は増えないしで、それなりに魅力的に作ってあっても、スタートダッシュの段階で注目されなかったら大抵の努力は徒労に終わるという。