神さまのいない日曜日 第5話

 なんだ、気合の入った脅しでも無かったな。
 アイ、女王と知り合いになるの巻。女王が生者であることにビックリしているようだが、なってことはない、死者は生者に認められたいという願望があるから、上に慈悲深い生者を置くのはそれほど突飛なことでもないような。但し、確かに公には出来ないだろうね。
 死者は我儘になるとか、なるほど老人のメタファーなのかなと思いきや、そう断定できるほどのものでもないような気もする。生者が死ぬことによって入国を許されるというのは、これは亡命と同じなのでなんか納得。でもわざわざ死なゝくても、死者よりはメリットが大きいのでは?とも思ってしまう。そのへんこの作品で次々と現れる特殊性がなにを意味しているのかちょっと考えたゞけではわからないかな。まぁ深く考え込むということもしてないし。
 なんか雑多な感じを受けるが、目新しいことが出るたびに考えるネタが与えられるので、これは退屈しない。たゞ、自分的には上述のようにフックだけで深く考えずに先の物語を追っかけてしまうので、なんかもったいない視聴だなとは思っている。