ぎんぎつね 第6話

 悟が冴木家周辺に馴れるはなし。
 あ〜、あかん。テキストがこんなの普通はないだろ!というのと、まぁあるとしたらこうなるよねとの間で絶妙のバランスを取っているというか。視聴者に伝えたいことがあって、その舞台を整えるのがなんとも上手い感じだな。演技も、ちょっと手探りって感じがするのだが、そこはそれ、演技者の決めつけみたいなものが感じられないという点でよい方向に働いているんだろうね。しかし考えてみると、確かにこれは自分の琴線に触れる作品ではあるのだが、そう万人に訴求力のある話でもなかろうによくアニメ化されたよなぁ。そりゃまぁペーソスだのノスタルジーが万人受けしないというわけでもないが。
 次回寺と神社の違いということだが、特に日本特有の仏教が神を取り入れていった経緯とかもやるんだろうか?。まぁそんな宗教上の説明より、もっとゆるやかな説明がなされると思うし、おそらく大半の視聴者がまさにそのゆるやかさを求めているという気がするが。