勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 第4話

 フィノ、順調に育つの巻。
 なんか教条的ながらもほっとするような出来。おでんの味付けをしだしたのには驚愕だったが、案外20〜30年ほど前だったら、田舎から出てきたおばちゃんあたりが独自の味付けをしそう。で、店の味とか言ってるけど、その頃だったら別に不思議もないことだったのかもしれない。なんか規格化の波に自分も染まっているんだなと今さらながらに自覚してしまうという。まぁ逆に今回の話だと、マニュアルにあるだろうから、最初っから説明しているだろうにという話ではある。
 なんか系列が違う店どうしでヘルプって和む。まぁバイト扱いだし、競合店でもないから問題はないんだけど、いやはやこれまた自分が子供の頃はこんなことが日常的風景だったのかもと思ってしまう。なんか便利さと引き換えにいろんなものを失っているような気がするね。で、この作品、そういうことを意識して作っているようにも思えないけど。
 フィノ@田所あずさの演技…というかクセ、なかなか耳に心地よく感じる。弾むようでいてあのトンチキな台詞をまろやかに聞かせてくれているような気がする。なんか本作でヒロインやったらあとは鳴かず飛ばずって感じになりそうだけど、思わぬ拾い物って感じがしてね、生き残って欲しいもんだねぇ。