シリーズ セカンドシーズン 第2話

 今回も暦の出番はなし。
 というか、前回同様女2人だけ。いや、虎も猫も出たんだけどさ。今回オモロイと感じたのは、ヒキの一言に凝縮されていたこと。戦場ヶ原はなんだかんだいって暦にベタ惚れで、要するになんとか羽川にあきらめさせたいってのが見えるような気がするんだよね。今回助けたのも恩を着せて暦を譲らせるためと考えてしまう。まぁもともとそのような口調(演技)だが、戦場ヶ原の棒読みなこと。
 とはいえ、戦場ヶ原のあの一言もやはり真を突いているような気がするわけで、そこらへん、やはり同じ暦を好きになったもの同士のつながりも感じられてしまう。本当に戦場ヶ原が暦を独占した員だったら、ブラック羽川をなんとかしようと思うだろうか?。
 やはり偽物語のような中途半端よりは、このようなシリアスな構成のほうが切れ込みが鋭くて自分的に好ましく感じる。シャワーシーンもお色気目的なんだろうケド、あんまそういう感じがしなかった…というか、羽川メインということで戦場ヶ原をちょっと落として描いているとか、でも羽川を露骨に可愛らしく描かないとか、結構作画・演出でコントロールされているのがわかるような。