PSYCHO-PASS 第6話

 狡噛が追っかけていた事件の説明と、今までの事件とのつながりが明らかに。
 登場人物たちが一つの犯罪(者)を媒介に一つに繋がった瞬間。こういう話運びは他の作品にも見られるんだけど、そんなに都合のいゝことが起こるもんかね?といった感じも受ける。そのへん、ウィッチハンターロビンあたりのように、別々の事件をトラブルシューティングしつゝ、その背景には人間性に対する洞察が一貫して流れているってほうが自分にはしっくりくる。が、こうやって一つの特異例を軸に話が展開していくってのもそれはそれで一つの大きな物語になるわけで、視聴者として余計な要素に気をとられなくて済むってのはある。まぁ別々の事件のトラブルシューティイングだとゞうしてもゲストキャラはその場限りの捨てキャラになってしまうしね〜。
 朱が執行官の間でそれなりの立ち位置を確保しているのが微笑ましい。しかし、上層部あたりはなんでサイコパスが濁ってないという設定なんだろ?。あのような考えをしているものが上層部にいるあたり、この世界の管理社会がまぎれもないディストピアであるという証左になっているんだけどね。まぁその描写こそが目的ともいえるのだろうけど。