ヨルムンガンド 第21話

 キャスパーの武器商人を好きな理由、わかるなぁ。
 愈々次回最終回。どうしてもコヽが死んじゃうような気がしてならない。量子コンピュータを用いて彼女がなそうとしてたのはこれから誘拐しようとしている人からすると、国家の謀略機関および概念的には国家の解体なんじゃないかと思う。戦争をなくすのが彼女の目的だからして、その原因をなんとかしようとしているのならば、そこに行き着くしかない。そしてその方法とは戦争が起こる原因の暴露なんだろうなと。で、キャスパーが武器商人が戦争をコントロール云々といっていたから、コヽは邪魔であれば兄ですら排除しそうだワナ。
 まぁ量子コンピュータが手軽に利用できるほどこなれてしまったら、ハイテク機器満載の現代兵器あたりは無力化できるし、情報を掌握できるからアメリカといえども太刀打ちできないってことなんだろうね。でも問題はそういうシステムを悪用しないと誰がいえるのか?ってこと。コヽが新社会のリーダーとしてふさわしいといった描写がほとんどなされておらず、じゃぁ誰が?ってのも描かれてない。もたらされた新社会を大多数の人間が歓迎するかどうかもわかんないし、まぁいわゆる1つの思考実験ではあるよな。
 というわけで、次回を楽しみに待つことにしようかと。