さんかれあ 第7話

 わんこ担当回なのに、水着も裸もなし。でも次回は風呂シーンが!。
 なんか犬を追い払うシーンでジーンと来ちゃったんだけど、おそらく自分が子供の頃なら逃げてたゞろうなというのがあるに違いない。お子ちゃま向けアニメだったら、子供向け啓蒙としてこのシーンは有効だろうケド、この作品はさすがに深夜アニメだろうからそういうのはないだろう。で、犬放逐シーンは視聴者の側に素直に受け取る素地がなければ、たゞの安直な過去設定にしかならないんだが、どうだろ?。自分はたまたま当てはまったゞけなのかなといろいろ不思議に思ったりする。ん〜、どうでもいゝかな。
 千紘のゾンビ好きが幼少の頃からとはビックリ。まぁ子供ってウンコに興味を持ったりするから、こけおどしのゾンビ映画を却って面白がったりしても不思議はないんだけどな。チビっこ千紘がどこに興味をもっているのか、ゾンビ映画のメッセージ性にまで踏み込んで面白がっていたのかどうかはわかんないが、釘付けの様子はなんとなくわかるような気がした。むしろ不自然なのはわんこのほうで、千紘につれなくされてもほっとかない幼少のわんこがどこか引っかゝった。自分が危機のときに助けられるってシチュで一目ぼれってのはわかるんだが、それが後まで強く繋がるようなものになるのかね。自分あたりの経験だとまったくそんなことがないので半信半疑だ。まぁそれほど切実な危機のときに手を差し伸べたわけでもないし、女だけでなく男だって恩を仇で返すようなのがわんさかいてちょっとね。まぁ物語だからこそ貸し借り関係が精神的にも繋がっていくって幻想が描きやすいのだとは思うが。
 礼亜からフォーカスが全く離れていたせいで、どうにも自立うんたらのテーマに思いが至らないんだけど、家庭環境として礼亜とわんこは対照的であり、で、千紘がどうしてコミットの仕方が違うんだろ?という投げかけは感じられた。でもフツー一呼吸おいたとしか感じないよね?。