モーレツ宇宙海賊 第26話

 ルカの日焼け処理、念が入ってたな。
 俺たちの活躍はまだまだ続くEND。いちおう続編が無くても綺麗な〆にはなっていたが、最後の監督一言からすると、企画が通れば続編をやる気マンマンだな。
 第26話としては小奇麗にまとまっているというか、自分が予想したよりは盛り上がってた。自分的にはグランドクロスとの戦いは陳腐そのもので、いくらジグザグ運動をするとはいえ、調査すればそれがどの程度の技術水準なのかはわかるわけで、遠くからのレールガンなどでの実体弾攻撃で難なく倒せる…というか宇宙戦ってそういうもんじゃないのか?という気がする。あと、あの高機動運動は中の乗員に強烈なGがゝゝるので、普通昏倒して戦闘にならないはず。いちおうグランドクロスは中央部に全方位に定位可能なシートがついていたが、船全体にかゝる重力を打ち消すような制御ができるはずもない((船にかゝる重力と反対方向の重力を人体にかけると、乗員は反対方向に吹っ飛ばざるを得ない、つまり船にかゝる重力を人体がまともに受けるしかない))。まぁSF設定はあくまでScience "Fiction"なわけで、物語としては「圧倒的な戦闘力を持つ敵に、味方が共同戦線を張って撃退しました」というのを表現できればそれ以上のものは要らないのであり、適当にスルーするのが吉。
 しかし、アドリヴで連携がとれなきゃ仕事にならないというのは身につまされる。職場には連携ができないどころか足を引っ張る管理職や職員がいて、そういうのが組織をグジャグジャにしている現状からすると嘆くしかない。そのくせこちらが連携をとろうと支援をすると、それはあたりまえのように受け取って、成果は横取り。今回の描写は気持ち悪いぐらいスッキリした連携だが、あの100分の1でも見習って欲しいと願うばかりだ。