パパのいうことを聞きなさい! 第6話

 電気ガス水道、止めてるんじゃ?。
 いや、管理は小鳥遊家がやってるんだったら連絡いれるとかしたほうがいゝんじゃないかとか、色々考えさせられる。バイトを増やしたというぐらいだから、生活費は主人公が負担していると思うんだが、親戚とかすこしは生活費の補助をしてくれているんじゃないか?とか、そもそも主人公があの家から通うほうが便利なんじゃないかとか、まぁそこらへんようわからん。
 今回は主張が強くないんだけど、逆にこのほのぼのとした情景が胸を打つような。オヤ?と思ったのが、三姉妹の意識は祐太に向いているんだが、祐太の意識は亡き姉に向いていること。もちろん彼が置かれている状況は嘗て姉が引き受けたことであって、自分が同じ立場に立って姉に思いを馳せるってのはむしろアリ過ぎではあるんだが、これはむしろ子供が大人になって親の有難味がはじめてわかるというあの実感と同じなんだろう。空が祐太を恋愛感情交じりに眺めるのとは対照的に、祐太自体にそういう浮ついた感情は見つけにくい。結婚して配偶者との摺り合わせという体験抜きに一足先に親の立ち位置ってのはけっこう冷静な話運びではある。ラヴコメかと思ったらファミリードラマだったわけでして。
 キャラデザインというか顔の表情というか違和感があると思ったら、どうも顔の筋肉を縦に動かすというのではなくって横に動かすというのがあるっぽい。まぁ一次元から二次元に動かすってわけで表情は多岐にわたるはずなんだが、あんまりその恩恵はない感じがする。一枚絵としての味としてしか昇華していないんだよな。いやいやそれが悪いというつもりもないんだけど、なんか特殊な効果だなと思いまして…。