Blood-C 第8話

 クラスメートが数人ふるきものゝ餌食にならないと、小夜は動けなかったな。
 なんか話が先に進んだのかそうでないのかよくわかんないな。確かなのは時真が猛烈なアタックをかけてきたことぐらいか。もちろん時真が小夜の味方であるという保証はなにもないのだけれど、今までの話の流れだと彼が小夜に惚れるのはわかり過ぎるほどわかるのだが。が、彼がなにか特殊技能(役割)を持たされているのでもなければ、小夜が守れなかった一般市民とかわりが無いということになり、いくらやる気があっても足手まとい以外の何者でもないような気がするんだがな。
 ん〜、あと約定はまだ明かされていないし、父親から真実を明かされることも無かったな。父親に関しては仕草などでやっぱり何か小夜に隠していることがあるというのは今回でわかったが、小夜の記憶が封じられていてそれが外れかゝっているというのは犬の台詞がないと気付きもしなかった。変化といえば冒頭の一言ツッコミで述べたとおり、小夜がクラスメートに戦うものであることが明らかになったってことかな。優花や委員長が次回生きているのかどうかもわからないが、この作品が小夜に与えている外部とは即ち学校社会であるからして、つまり彼女がふるきものと戦うものであることが知られるという形になったわけだ。
 風呂シーンはテコ入れ回?と思わなくもないが、いろいろお膳立ても出来てきた様子なので、怒涛の展開の前の一息って感じなんだろうか。もったいもつけられているし、その効果もあるんだろうが、これだけ台詞が少なくて無言の時間が多いのに、緊迫感が半端なくて最后まで魅入られてしまうな。