No. 6 第1話

 台風でも風力発電の風車、止めないんだ。
 あさのあつこって、バッテリーの人か?。視聴する前はもっと管理社会のギスギスしたところをみせてくれる作品なのかと思っていたのだが、なんか友情だのが主眼に置かれそうな雰囲気だな。というか、紫苑のネズミに対する警戒心の無さはどーなの?。12才だということから、ギャングエイジあたりの心境だとは思うんだがな。
 何不自由なく好きなことをして過ごせ、次の日何をするのかわかんないとかねぇ、なんとも考えさせられるな。ま、フツーに考えて、なにやってカネを作ってんのか?その何不自由ない生活はコストがかゝっているんだけど、だれがそれを負担しているのか?っていう疑問ね。それもフツーに考えて搾取されている人がいるだろ?、そしてネズミはその1人かもねって想像がスグに働く。決してあの生活を満ち足りた幸せなものであって、それは万人が享受できるものって提示のしかたではなかったよね。そこらへん何も明かされていないので断定なんて出来ないのだが。
 紫苑とネズミの瞳の描き分けがなされていて、なんとも引き込まれるな。OPやED動画を見ると、主人公はさらに大人になるようだが、この12才の性が未分化のようなあいまいなキャラデザがまた奇妙な感覚なんだよ。女性キャラも、女性性というか、「おんな」を押し出すキャラがいなくてどっちつかずってとこかな。
 BLOOD-Cと迷ったのだが、全11話ということでこっちに。ドロドロしてるのを期待してたんだが、そうでなかったわりには初回は好印象だったな。