学園黙示録 第12話

 俺たちの戦いはこれからだ!エンド。って打ち切りかよ。
 高城家の屋敷にゾンビが乗り込んできて、高城一族は隣家?まぁ別のところに突破を図るのと、孝一行は別行動をとるよってとこでしゅーりょー。EMP攻撃*1とやらで地上の電子機器というか電化製品全般が使えなくなるという設定。吉林省通化から発射だから、中国が攻撃したことになる。まぁどう考えてもゾンビ沈静化後の日本占領を中国が企てたということだろう。占領後活かせるものは残して置くってえげつなさがなんともだよな。
 結局孝ご一行様は生き残ることで一致団結し、日常が破壊されていることも功を奏して目的集団と化している。沙耶も両親と和解したようだし、些細なことが削ぎ落とされて心が一つになっているという状態が描かれていた。もともと原作がどのくらい進んでいるのか皆目見当もつかないんだけど、まぁこの作品はディテールを描くことにこだわっており、どう考えても尺が足りないんだろう。もともと話を終わらせるつもりはなく、キリのいゝところで〆るつもりだったらろうから、こんなもんだろう。よっぽど人気が出るとか、DVDが売れるとかしたら続編を作るということになる(いや、もしかして変則2クール制とかも考えられる)んだろうけど、話をまともに終えることの稀少な佐藤大輔原作だし、別にこのまゝ終わっても不思議は無い。
 最終回としては、作画として良く動いていたから出来はよかったと思う。で、だらだら書くのは総評に任せることに。

*1:いわゆる中性子爆弾ってヤツだよな。