ストパン2 第5話

 あれほど捜していたルッキーニを、よりにもよって塔の上で発見する不思議。
 カフェテラスで放置プレイをかましてたから、わざとだろうけど。しかし、ローマの休日*1そのものだな。えーっと、元ネタの王女の相方は新聞記者だっけ?。引用度合いの多さからいうと、もうローマの休日は古典と言ってもいいのかもしんない。
 買い物を喜んでいたリーネが何故辞退するのか理解に苦しんでいたが、シャーリーの暴走運転がいやだったんだ。ということは前に付き合わされたことがあるってこと?。軍用トラックなんてなんの性能をさておいても壊れないことだけを目的に作られるんだろうけど、飛び降りはやりすぎだと切に思った。
 ストパンとか、ストーリーの軸が単純でそうそう見るべきものが無いと思ってるんだけど、周辺というかディテールを使った修飾がいいねぇ。自分は割と物語の枠組みに目が向くんだけど、あまりそうでない作品なのに結構楽しみにしている。いろいろ考えて見て思い至ったんだけど、どうやら職場が気遣い*2の積み重ねで成り立っているって描写に惹かれているのかもしんないな。
 パンツにこだわらなくてもいゝとは思うんだけど、よくよく考えてみれば、これ、人間本体が空を飛べたら…っていう飛行願望の具体化なんだよな。昔は人間に羽が生えた天使あたりがその役を担ってたんだけど、機械を使った飛行術がむしろ身近になって、いつのまにか鳥になるのではなく、飛行機になりたいってモノに替わってる。で、底本はウルトラマンなんだろう。で、もしウィッチのコスが全身タイツというかレオタードもしくは水着だったとしたらよっぽどエロいわな。自分の学生時代だとCAT'S EYEだったわけで。まだ上半身軍服*3、下半身コンプレッションウェアのこの作品のほうが抑制が効いていると今気付いて驚いた次第。

*1:実は全体通しては未視聴

*2:読み直して気付いたのだが、気遣いと気違いって、漢字で書くと良く似てるな。

*3:よくよく見たら胸ポケットがポン付けで無いので、軍服モドキのジャケットであることがわかる。