大正野球娘。 第5話

 宣伝になれば問題ないって、他人が言っちゃぁダメな台詞だよな。
 いやぁ、やっぱ作劇手法というか演出が秀逸だわな。楽しさを十分に表現しており、問題が発生すると、変に暗くなったりせずメリハリもつくし、バランスも取れている。新聞部部長が抜けて、トロトロ話を進めちゃっていいのか?と前回心配したんだけど、そもそもこの作品が「女子チームを勝たせるためのうまい理屈付け」を主目標に置いていないっぽいので問題ない。むしろチームを野球に向けて成長するためのいい要素になっていてなかなか上手くできていると感じた。
 ユニフォームだとか、陸上で穴を掘っているとか結構楽しめたな。新メムバー獲得のくだりはわかりやすいので言及不要だろう。
 しかし、今回すごい破壊力で気付かされたのだが、声優の演技がええな。いや、自然な演技からは程遠くって、むしろ視聴者に媚び媚びなんだが、もうツボに入りまくり。甲斐田裕子の甘え声に身悶えしちゃいますよ。こりゃ堪らんわ。