結論はアジールの消失かと思ったんだけど。
今までもマサキのいわくありげな様子は描写されていたんだけど、トリをつとめるとは。アンドロイドが何のメタファーかとか考えていたんだけど、最後まで見てみるとそう意味を突き詰める必要も無いかなといった感じ。権力側も描写されていて、でも判断に迷う。なんとか表向きは繋がる思いってとこでキレイに〆たかな。最後のマサキの説明はくどいとも感じたけど、でもあれは説明が無ければ確かにわからんわ。
最後は倍の時間でじっくりと見せていただいた。もともとの意図が明確で、こちらの期待も裏切らないというか上回るほどの出来。ねっとりとまとわりつくようなところが見る人を選びそうな気はするんだけど、さすがにこれは名作評価でいいんじゃね？。オタ以外の視聴者も十分視野に入ると思うんですけど。大なり小なり乗っかってしまう部分はあるんだけど、やっぱ商業ベースで無いってところが好き勝手やれるいいところで、でも大変だったと思う。スタッフの皆様方には感謝。
