戦場のヴァルキュリア 第4話

 将軍が中隊指揮官。
 なんかかなりありえない戦闘設定。囮を使うとか、追撃で戦果を拡大ってのは古代中国からあるセオリーなんだけど、それを血も涙も無いとかどんだけ甘ちゃんなんだか。この作品の時代設定が'30年代で、いちおうWWⅠが終わっている(という仮想戦記)という触れ込みだったハズで、確かに塹壕も描写されてはいるのだが、どうなってんだ?。毒ガスだの火炎放射器だのという非人道兵器が使われたのがWWⅠだぜ?。卑怯も糞もないだろうに。
 とまぁ、こういうリアリティを無視すれば、ドラマとしては結構ゆるく眺めていられて楽しい。まぁ予定調和といわれればそうなんだけど、受け応えがしっかりしているおかげで、それぞれの登場人物の思惑なり性格なりがわかりやすい。ウェルキンが深そうなんだけど、そういうのを見せない演出がちょっともどかしいかね。
 うーん、OPの絵とか見てると、戦争モノでありながら、なんか少女向け作品のような気がしてならない。