ドルアーガの塔 〜The Sword of URUK〜 第11話「神をうつもの」

Baldschuan Yellow

 えーっと、入浴シーンあったっけ?。
 もう力がと泣き言を口走るジルに、まだだと叱咤激励するカーヤの場面で落涙。ある意味あるべき夫婦像だわな。泣き虫云々ではなく、塔を1つにして究極兵器にするという選択をしなかったギルガメスもやはり彼なりの戦いがあったのかと思わされる。しかし、ギルガメスを後ろから貫いた剣の主はてっきりニーバかと思ったけどな。
 さて、次は最終回。ニーバが言っている神は何者かが気になる。それ次第でラスボスが何かってのが特定できそうに無い。カーヤが片道切符と言っていたのは、ニーバにギルガメスを倒させたあと、ニーバを無力化するかブルークリスタルロッドを破壊するかして、究極兵器を使えなくさせるってトコですかね。そうなりゃ塔は分断されたまゝ、カーヤ(およびニーバ)は上の塔に永久に取り残されるってことで。
 しかし、ギルガメスの影が言っていたような、力をあわせて悪を倒すというキレイ事てんこ盛りのパーティーではジルたちは無かったわけだ。そこには表面的なイデオロギーを連呼するだけの宗教じみた思考停止集団であるというわけでなく、各自口に出して言わないけれどお互いが何をすればいいのか自発的にわかって行動するっていう、傍から見たら何でうまく機能しているのかさっぱりわかんない*1組織というものがあってだな、それがまた日常から切望してやまないものなんですよ。

*1:理屈で説明できない