かんなぎ 第11話「でも、あやふや」

 あれはしょうこおねぇさんのスプーでは?。
 前回までゆるゆるだったのに、なんか今回いきなり存在の本質だのに迫ってビックリ。日本が一神教のいかにも追いつめられたっていう宗教観ではなく、八百万の神という(共存の許される)ゆるゆるの宗教だってんのはそうだと思うんだが、でもナギがそうだってのもな。神社の神木から抜け出してきたから神かどうかはわからず、低俗な霊に過ぎないかもって視点は面白かった。でもまぁそれじゃぁ物語は終わっちゃうよなと。
 で、ナギが神様だとして、どうかってことなんだけど、まぁこれは正直日本人(オタクか?)そのものだわなと。今までなにも考えずに本能に従って生きてきて、周囲に迷惑をかけていることに無自覚で、で本人は唯一絶対不可侵な神様ですか。テレビを見ていたナギに問い掛ける仁の台詞に「おっ」と思ったが、結構ズバズバっと切れ込んできて嬉しい限り。