マッハGoGoGo 第39話 秘密情報部員No.9(後編)

 え゛〜。
 ビックリした。大統領の座を狙う副大統領がアベシンゾーそっくり。しかも、顔つきだけでなく、無能なところも一緒。社会保障問題について問われたときも、自分で考えることができず、他人に言われたことをそのまゝ復唱するだけでなく、先送りという対処方法も一緒。今わの際にもうやめたと放り出すところも全く同じ。違うのはこの副大統領が実は善人であったということぐらい。暗殺団とつながりがあるというところまで似せなくていいのにな。というか、40年前の作品だろ。まさかこの作品を作って40年後に日本の総理大臣がこのキャラクターそっくりの所業をすると予言していたわけでもないだろうに。まぁ偶然の一致だが、40年前には恥ずかしいことだとされていた行動を、今の時代に再現しなくてもよさそうなもんだけどなアベシンゾーも。
 内容自体はフツーの勧善懲悪ものだが、やっぱり支離滅裂なところはいつも通り。チェッカー団ももったいぶらずに剛を即殺しときゃいいのに、というご都合主義。ただし、冒頭に前回のおさらいが長い時間挿入されていただけあって、詰め込み具合はそれほどでもなく、剛の危機とチェッカー団壊滅のための仕込みが自然に流れるようなつくりであった。
 えーっと、この作品がGyaOで取り上げられたのは、映画スピードレーサーの興行にあわせてなんだろうけど、やっぱ企画自体は昨年ぐらいから検討されていたと思うんだよね。まだ安倍が政権を放り出す前にオーケーがでたのかな?。まさかこの1話の政権批判を放映するためにピックアップされたとも思えないんだけど…。しかし、さすがに安倍が放り出し、そのあとを継いだ総理大臣も一年ほどでまた同じように放り出すとはとても思えないよな…。福田自身はもう何ヶ月も前に辞めたがっていたらしいが。