タイムボカンシリーズ ヤッターマン 第51話 カエルの王子様だコロン

 どっかで聞いたことがある声だなぁと思っていたら、マリ姫は横沢啓子でした。でもオバQのO次郎という印象しかないんだよな。
 こんな話だっけ?と訝しがりながら、かえるの王さま - Wikipediaをチェック。ほかにググって見ると、姫がかえると一緒に寝たおかげで魔法が解けるというものがあった。グリム童話は収集年度によって話が変わっていたりするらしいので何ともいえないが、一緒に寝てくれといったかえるのずうずうしさに怒って壁に叩きつけると魔法が解けて王子になるというのが原本らしい。
 ヨーロッパではかなり重視される契約の大切さというものを説いたものなのかな?と思ったりしたんだけど、どうやらちょっと恩を売りつけただけで、何もかも奪い取ろうとする輩に注意して、不当な要求ははねのけろというメッセージなのかなと思ってみたり。まんま高利貸しユダヤに気をつけろって戒めかね?。性根を入れ替えた証の涙で魔法が解けるってのは別の童話だったっけか?。
 ドロンボーはわがまゝ姫に冷たく、カエルとはうまく取引していたようだが、姫のほうはヤッターマンが叱ってというバランス。いい話にするオチはともかく、子供に見せるということでいろいろ考えてはいるっぽい。