っつーわけで、

 陰マモ第12巻、1時間ほどで読了。うーん、まぁそうでしょうね…といった内容だった。巻頭カラーページのマモルの父親の台詞が何か意味を持っているのかと途中で思い悩んだのだが、案外あっさりしていた。もうちょっと凝った展開にしているのかな…という疑いもあったんですが。
 あとがきにはっきり書かれている通り、もう終わりなんだと思います。外伝とか出てもおかしくない作りではある…というか、陰マモはすべて外伝といっても良いようなつくりなんで意味がない。作者としては、続けようと思えばいつまでもダラダラ続けられたんだろうけど、たぶん飽きたんじゃなかろうかと。
 結局振り返ってみると、最終話を見据えてプロットを立てていたんじゃなくて、作者があとがきでさんざん述べていた通り、本当に巻を新しくするごとにネタを考えていたんだろうなと。最終巻ぐらいこちらを驚かせるような構成で飾って欲しかったような気がしないでもないのですが、まぁ確かにこれがふさわしいんだろうなと。どうもお疲れ様でしたということで。イラストもなかなかでした。