Myself;Yourself 第7話「先生のキャラメル」

 いや、詳細はわからないが、むしろ継母は父親の被害者だろうと。
 父親の癒着を批判し、大切なものを守ろうとする人間と、父親に自分の不祥事を揉み消してもらって悪事の限りを尽くし、総理大臣にまで登りつめる人間がいてだなぁ…。まぁそうは言っても、朱里は表面だけで判断するお子ちゃまって描写ではありましたが。しかし学校の管理職の対応もマズいわなぁ。政治家の家庭の問題だとわかっているんなら、よけいな事をせねばいいのに。
 ラブコメ部分は確かに王道なんだが、それ以外の要素が?である。そこらへん面白い。まず佐菜の転校の理由だの腕時計を外さないなどの伏線が回収されていないこと、菜々香がヴァイオリンを弾かない理由あたりはさすがに気を惹きすぎだろうと思う。今回の猫失踪にしても、普通に考えればあの箱に入っていそうだが、死んでいたらにおいもするだろうし、重さから不審に思ってもよさそうなのに、そういう描写ではなかった。思わせぶりで実は…みたいな感じだろうか?。いろいろ放置している伏線は、最后ですべてをうまくつなげていくのか、それとも年末に発売されるゲームで真相をお確かめ下さいというあのね商法なのか、なんか後者のような気がするが読みきれない。
 センセーのお話は、たぶんこれからはロリ以上には深めてこないとは思う。思うだけだけど。ゲームの販促だとすると、年上好きの購買層に対しての、お姉さまルートもあるよというアピールだと思う。ゲーム公式?サイトを見ると、どうも主人公は佐菜・修輔の二人ということで、タダの王道ギャルゲーだけでない雰囲気は感じる。いろんなことを試しているっぽくて、アニメをみていても片鱗は感じるんだが…。長編小説をところどころ切り取ってダイジェストにしているようにも見えるし、ちゃんと繋がった話のようにも見えるしで、やっぱ判断に困る…。