福田康夫首相（自民党総裁）は2日、民主党の小沢一郎代表と2回目の会談を開き、連立政権への参加を打診した。小沢氏は与党が自衛隊の海外派遣を随時可能とする恒久法制定を検討するなら、インド洋での給油活動再開に向けた新法案の成立に協力する立場を表明した。小沢氏は連立の呼び掛けについて「党内で協議する」と持ち帰った。政権参加が実現すれば国の政策決定のあり方が大きく変わる。
首相は会談後、記者団に「政策を実現するための体制をつくる必要がある」と語った。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」の下での政策決定の停滞などを根本的に解決するには、民主党を政権に取り込むのが現実的と判断したようだ。首相は民主党が応じれば速やかに政策協議を開始する考えだ。(21:41)
で、福田首相、小沢氏に連立打診・民主は拒否
いったん連立の可能性を持ち帰って検討ってのはどうなんでしょ？。いちおう相手の話をはじめっから拒否するのではなく、聞くふりぐらいはしましたよという態度なんだろうか？。素直に考えると、参議院選は国民が自民党を見限ったという結果だと思うんで、自分なんかはこれは初めから聞くべきでない提案だと思うんだが。
党首会談で密室協議ということらしい。連立提案も含めて、相手に擦り寄るフリをしてホンネを引き出すってのが小沢の目的だろうから、ここは自民党が小沢の手のひらの上でどのように踊ってくれるかを生暖かく見守るのが正しいんだろう。しかし最初の時には切り出さなかった連立を、やっぱり持ち出してきたことで、自民党の権力へのしがみつきは確実になったわな。早く衆議院解散に持ち込んで自民党を野党に落とし込み、即カルト指定、関係者絶滅を図るべきだろう。
自民党は衆参ねじれ国会なのをすごく問題視しているらしい。わたしもそう思う。はやく衆議院解散総選挙を行って自民党を政権の場から追い出していただきたい。そうすればねじれ状態は解消するから、自民党も泣いて喜んでくれると思う。自民党が望んでいるのだから、いち早く自民党は衆議院を解散するべきである。
