ついにインド洋無料ガソリンスタンド法案可決か?。

 給油新法案を否決、参院委・11日に衆院で再可決し成立へ

 海上自衛隊によるインド洋での給油活動を再開するための新法案は10日の参院外交防衛委員会で民主など野党の反対多数で否決された。11日の参院本会議でも否決されるが、与党は同日の衆院本会議で3分の2を超える多数で再可決し、法案を成立させる方針だ。

 参院で否決された法案が憲法の再可決規定に基づいて成立するのは1951年のモーターボート競走法以来になる。
(17:02)

 “税制法案 予算より先行も”

 自民党の伊吹幹事長は、伊吹派の会合であいさつし、平成20年度以降もガソリン税などの本来よりも高い税率を維持するなどとした税制関連法案の取り扱いについて、年度内成立を目指すため、通常国会では予算案よりも先に衆議院を通過させることもありうるという考えを示しました。

1月10日 16時57分

 ガソリン高騰で困っている国民も多いのに、暫定税率は維持しつつ、アメリカからは相場の三倍で石油を買うという…。
 そもそもアメリカがアフガニスタンに侵攻しなければ不安定化などしなかったのに、その尻拭いをなんで日本がやらなければならないのか。他の国だっていやいや参加しているだろうに、なんで無料スタンド法案で金を出すことが国際貢献で、日本にどんなメリットがあるのか、自民党からまったく何の説明もされないまゝ、明日可決の見通し。参議院で否決と同時に、何の審議もせず衆議院で可決するみたいだから、話し合いもせず強行採決をすると思われる。福田も野党との協調とか言いながら、ふたを開けてみれば、小泉の売国、安倍の強権ぶりと全く変わらないことが暴露されたと思う。
 http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/e/d31d0eb8ee2710ee56f709dfda73a0a4

 そもそも原油自体,北海は掘り尽くし,アメリカは自国消費分しか生産せず(だから他国にはキューバ以外に分けない),アラビアもいつまで残っているか分からないのが現状だ.ところがロシア原油は無尽蔵である.先年もサハリンで2つめの油田が見つかり(サハリン2);それをわざわざプーチン大統領が日本に出向いて,稚内経由にてパイプラインで安く送ってやるという提案を小泉首相はことごとく潰してしまった.折角,稚内石油化学精製基地になるチャンスを潰してしまったのである.今年の原油高の原因は森−小泉−安倍ラインの自民党極右連中がロシアからの原油・ガスパイプラインまたはタンカーでの供給を断ったからに他ならない.ロシアから運べば,タンカーの燃料代も安く上がるから,原油そのものも安くなるはずだ.当然,投機筋がアラビア原油に投資しているせいもあるのだが.

 うーん、日本はユーラシア経済圏に背を向けて、日本の国富…というか国民の財産を勝手にアメリカに貢いでいるらしい。自民党は自分で日本をメチャクチャにして、やったのは他人だと喚き散らし、強行採決自民党にだけ有利な法案を通す。民主党は問責決議案を出さないといっているが、大丈夫か?。確かに強制力はないわけなんだが、参議院民主党が与党になったというのは、国民の同意があるということなんで、ここで自民党にNOを言わないと、国民の声を代弁しないことになりはしないか?と心配になってしまう。ただ、わざと自民党強行採決させて、福田の化けの皮をはがした上で、自民党汚職や不祥事をマスコミで暴いた上で問責決議案を出せば、さすがに解散せざるを得ない状況に近づくので、そういう可能性にかけるのかもしれないが。もう守屋前事務次官もあらいざらい防衛利権での自民党議員の犯罪についてしゃべってしまっているだろうしな。まぁ誰がやろうと自民党はもうダメであるというのは明日にも証明されそうである。