また責任放棄か

 命令もないのに人が自決したとしたら、その方が余程恐ろしいことではないか! - Munchener Brucke
 関連記事引用 2007/03/30-22:23 日本軍「強制」は修正=沖縄戦集団自決に初の意見−高校教科書の検定結果・文科省

2007/03/30-22:23 日本軍「強制」は修正=沖縄戦集団自決に初の意見−高校教科書の検定結果・文科省
 文部科学省は30日、主に高校2年生以上が来春から使用する教科書の検定結果を発表した。日本史で、太平洋戦争末期の沖縄戦の際、日本軍による強制で住民が集団自決したとする記述すべてに初めて検定意見が付き、各教科書会社は「日本軍により」という部分を削ったり、「自決した住民もいた」という表現などに修正したりした。理科や数学では、学習指導要領の範囲を超える「発展的内容」が倍増した。
 沖縄戦の集団自決を扱ったのは6社8点。うち5社7点に「実態について誤解するおそれのある表現」と意見が付き、「日本軍に集団自決を強制された人もいた」が「集団自決に追い込まれた人々もいた」(清水書院)などに改められた。
 2005年度(主に高校1年生対象)は申請段階から今回意見が付けられたような記述がなかったが、04年度は「日本軍に…『集団自決』を強制されたりした」と記述した中学の歴史教科書が合格している。
 文科省は「以前から(命令や強制はなかったとする)反対説との間で争いがあり、軍の命令があったと断定するのは不適切で、今回から意見を付けた」と説明している。

 戦陣訓を現場に強要した軍首脳部の責任を矮小化するのが目的ととられてもしょうがないわな。戦争責任を問われて公職追放になったり戦犯になった人間の子や孫が総理大臣になって権力を振るいまくっているのを見ると、自分の祖先の行ってきた犯罪を直視するのに耐えられなくなってきたということだろう。悪行を責められたくないのなら、一族郎党責任をとって死に絶えればいいのに。戦争犯罪人の子孫が祖先の行いを反省して善行を行うというのなら情状酌量の余地があるが、祖先の犯罪を子孫も繰り返しているのだろう。弁解の余地は無いと思うがね。やっぱり戦争犯罪人を日本人の手で行わなかったというのが大きいのだと思う。昭和天皇陛下はそんなことをしてしまったら人民裁判になるといって忌避されたらしい。が、正直言って自分の身がかわいかっただけだろう?。
 自殺するような状況に追い込んで「あいつが勝手に自殺したんだ」と言い張ってみたり、戦陣訓を言ってみたりというのは“自殺の教唆”にあたると思うんだけどねぇ。それしか選択肢が無いというように思い込ませて誘導するのは強制とどう違うんだろう?。