ひだまりスケッチ 第11話「4月28日 まーるキャベツ」

 がるるのる〜なのか、レレレのレなのかはっきりしなさい。
 詰めが足りないのか、それが目的なのかよくわかんないのだが、矛盾がいっぱいありました。そもそもクロッキーで動物園に行くお話が、「…という話だったのサ」みたいな構成だったり無かったり、一番おやっと思ったのは吉野家先生のクラスで一年間過ごしてしまったのか、これから過ごすのかだったりと。
 いろんな話をつぎはぎしてるんだなというのがまるわかりなのだが、からといって元が4コマ漫画であることはあんまり感じなかったし、とにかく盛りだくさんだったので退屈することは無かった。違和感は感じるんだけど意識はちゃんと話の流れについていっているというか。
 なんか登場人物4人とも体つきが幼なめな感じで新鮮だった。いわば連載漫画の初期と終わりでは絵柄が違っているような、そんな感じ。もしかして製作自体は4月から順に作っているとかじゃないよね?。次回最終回だが、終わってしまうのがちょっと惜しい気はするな。とりたててインパクトがあるわけじゃなし、意味不明な回もあって決して人に勧めるような作品ではないんだけど、心地よいっていうか。たぶんそれはスタッフの意図が体現されているということだろうから自分にとってはいい作品なんだろう。毎年だとアレだが、数年ごとに作るのはいいかもしんない。寅さんみたいに。まぁ企画としては単発でやるのが正解だとは思うけども。