なんだかんだいって

 みなさんまなびストレート!が気になるんでしょ。かく言う私も他のサイトさん巡りをして得るものもありで。そしてまた最初から見返してしまいましたよ。以前はそうでもなかったところで泣きそうになる。今回は芽生に焦点を絞って、ざっと視聴してみたのだが、結構第4話につなげる伏線がありますわな。
 なぜむっちーでダメでまなびでオッケーなのかは、自分ではすんなり理解できたつもりなんだけど、どうなんだろう?。むっちーの強引なところがいまいち芽生にはダメで、まなびは決して芽生に無理強いしないところがオッケーなのでは?。まなびぐらいのはっちゃけぶりだと、二人はもう友達と決め付けて芽生の気持ちを無視しちゃっててもおかしくは無いんだけど、「友達になりたい」との発言は、まなびを友達と思うかどうかをあくまで芽生に決めさせているってことだよね。はじめてみんなで食事をしようと言って芽生の手を取っても、嫌がったら決してそれ以上誘ったりしない。今回のラーメン屋は芽生の目が泳いでいたことで確信を得てから強引に連れている。ちゃんとまなびは芽生の状態を確認してから対応してるんだよね。
 でもむっちーじゃだめってことは実は無い。そもそも芽生がまなびに興味を持っていることを悟った上で様子を見に行けと勧めたり、生徒会室の前で躊躇している芽生を強引に中に連れ込むのはむっちーでないとできない仕事。芽生がひきこもったときに合鍵で部屋まで入ってまなびたちの様子を伝えるのもむっちーでないとできない仕事。むしろまなびだけだったら手をこまねいていることしかできないんじゃないのかな?。むっちーも自分の性格上できることとできないことをわかった上で、しかも芽生にもちゃんと気を遣った上で行動している(という描写)と思う。芽生は人にいろいろ決め付けられてダメになっているんだから、ちゃんと自分の気持ちを尊重してくれる他人というものを実感しないと昔の自分を克服できないわけであって、たしかにまなびの今回の行動は理に適っている。だがむっちーがいなきゃ出会うことすらも和解することもできなかったはず。まなびとむっちーの双方の共同作業によって芽生が生き返ったということではダメ?。
 実はいろいろ気になることがある。前回も愛洸学園駅とかアナウンスが言っているのに、電車内の路線図は桜花本線図で該当駅がなかった。今回も、あと二日しかないと言っていたみかんがカレンダーに印をつける日時は6日で、プロモ発表は7月17日。そのときひきこもってた芽生の部屋のカレンダーは6月。みかんのカレンダーには(日)が無かったから経過表かも知れんですし、芽生の部屋のカレンダーははがしていないだけかもしんない。もしかするとスタッフに考えがあるのかもしれないので、今のところは疑問に思っているぐらいだ。
 あと生徒総会でのプロモがハングするタイミングもおかしいし、ハングしたとしてもどうやら最後のほうだったようなのに、やれ中止だのと騒ぐのが早すぎ。別に復帰しなくたって未完成だがここまでがんばった!でいいじゃん。他のサイトさんでは再起動すりゃ済む話だとかいってましたし…そりゃそうだ。
 まぁそうはいっても絵にはちゃんと意味が込められているし、話も緻密に組み立てられてはいる。わりと画面外のキャラクターの行動が予測できるようになっていて、見えないところにもリソースが割り振っているんだろうなと思わされる。少々の粗探しをしてもこの作品の勢いを殺すことになるので、気にしないほうが有益だと思う。