ちょこッとSister 第18話まで

 小さな幸せ。
 デコメイドをはじめとするゆりぴょん家の使用人たちの余裕を持った働きっぷりに涙。もう世の中はこんな働き方ができなくなっているんだろうか?。安岡さんに就職先がみつかったのかどうか心配ではあるが、登場人物達の労働?はがっつりもうけるというものでもないけど、時間はたっぷり使って自分なりの工夫が出来るようなものになっているのが微笑ましい。
 視点がちょこよりゆりぴょんに切り替わっているのが自然でした。ちょこは天然扱い。きれいごとだけではない、むしろ感情豊かな“普通の”子供を描くのが目的なんだろうな。わがまゝを押し通すのか?と思ったら、ゆりぴょんも落ち着いて自分を見つめなおした上で行動に移るという描き方が和む。まぁ「デレ」の部分を見せたという結論に終わってしまうのかもしれないが。
 シリーズ構成っつーより、今までの脚本も全部原作者が担当している。やっぱ一人で切り盛りできる規模で、隅々にまで気を配って作る作品ってのがいろんな意味で効果を発揮するんだろう。