N・H・Kにようこそ! 第14話 「現実にようこそ!」

 佐藤、今ヲマエは目の前の人間を殴っていい!。…なに情にほだされてんだよ〜。
 というわけで、前回視聴者への説明用にキレを見せていた山崎ですが、用が終わるとまたのび太君に戻っちゃいました。まぁ三人組も落ち着くべきところに落ち着いたし、ってか今気付いたんですが、結局男のメンヘラーが各年齢ごとにいたんですが、やけに用意がいいですなぁ。これまた三人の身近な人との出会いがどっかで見たような話になってますし…。ま、物語としてはここで三人のエピソードを作りこんだとしても意味がないから典型で済ませても構わないとは思いますが。捨てキャラなんでしょう。
 ここで岬ちゃんの問題に突入していくようですな。冒頭で書いたように、砂浜の場面で岬ちゃんを殴ってもよかった*1はずなんですが−そうなると問題提起の場が流れちゃうのでそういう訳にも行かないんですが−もうちょっと何とかならなかったかな?。 まぁ佐藤君ヲマエは偉かったというわけで…って公園での逢い引きはさすがに搦めとられちゃってますが。男の悲しい性だねぇ。野良猫が岬ちゃんに擦り寄ってましたが、猫が岬ちゃん自身を表しているのか佐藤君を表しているのか、どうなんだろう?。素直に考えると岬ちゃんのほうだと思うんだが。
 柏先輩は物語的には整理されちゃったと考えていいのかな?。今度は佐藤君を助ける役として出番があってもおかしくは無いんですけどね。最近エンドロールで「P天?」と気付いたんですが、柏先輩のキャラデザは堀部秀郎絵師ではないか!。他の絵師に言及するときりがないのでやめときますが。
 母ちゃんからの電話で驚愕する佐藤君、父ちゃんでも亡くなったか?。次回予告では働けと言われてましたが。

*1:いや、冷静に考えて手を振り上げれば誰だって避けようとするはず。佐藤君はあの場面で岬ちゃんの異変に気付かなくても何の不自然もない…って普通気づかんだろう?。