格闘美神 武龍 REBIRTH 第22話「君がくれたもの」

 まっちのあっかりがとってもきぃれぇいぃね…なんで次回のサブタイがこれなんでしょ?。
 飛鳥山関はてっきり海外修行なのかと思っておりましたら…。前回使い捨てられっぷりなんて書いていたのですが、恥ずかしい限り。前シリーズでの最終奥義をここで持ってくるのは構成として間違っていないんだけど、春楊は鈴音を目覚めさせるため、蘭は自分自身の向上のための物語と考えると、なにも舞台をプライムマット上に持ってくる必要はなくて、どうも泥縄的な印象がぬぐえなかった。
 お爺ちゃんとの戦いなんて言ってたから、蘭はなぜ自分が破門されてまで叱られているのか今の今でもわかってないらしい。蘭の立場に立ってみれば、その悶々とした気持ちはわからんでもないんだけどね。確かに自分の拳を自分の世俗的な欲望の実現に使っているわけでもないし、今シリーズ冒頭に見られるとおりむしろ人助けに使ってたりするので。そして今回の描写のように実は自然にある境地に達してもいるわけだし。蘭が毛混の危機感をわからんでもおかしくはない。蘭を結果的に善の側に押しとどめているのは、それこそ父ちゃんの言うとおり周囲の仲間のおかげなんだよね。全く偶然なことに。そして蘭もいい仲間に囲まれていることは表面的にわかっているんだけど、まさに表面的であるが故にお爺ちゃんは気に入らんわけですよ。まったく。