間持たせの感が漂うんだけど、落ち着いた回も必要ではあるとは思う。
視聴者にとってはバレバレなんだけど、だからこそ大場の勘違いが楽しめるのかな。蘭は真相を知っていたのかと思いきや、本当に知らなかったらしい。大場をつれて走りこみに行くなど、道場に残った連中に気を遣って休みを与えていたんだろうけどね。工事現場での作業は気をつけないとトレーニングどころか体を壊すことになるのでどうかなとは思った。現場監督のおっちゃんの台詞によると一週間ぐらいは働いていた模様。結構金は溜まったんだろうな。
めぐみの描写は今一かな。プロレス巡業中に心眼の会得を狙って試合中に試すのは、観客に対して失礼では?。めぐみの成長を本腰を入れて描くのでなければ、いっそのこと描かないほうが良かったのではないかと思うのだが、これは将来のめぐみの展開を見ないとなんともいえないかな。
あんまり読み込むところもなく単純に眺めているだけだったんだけど、かといって脚本が低調だと腹を立てるほどでもなかった。格闘技っていっても、そんなに金になるもんでもないよという描写もやっとく必要はあるし。浪花節ではある*1んだけど、金の心配無しにノー天気に技がどうだの根性がどうだの勝負がどうだのというだけの作品よりよっぽど誠実だとは思うんだよね。