今週のいきいきホットライン「ペットをめぐる5つの気がかり」は基本的にはスルーの方向で。

 別に聴く気もなかったんですが、んHKぐらいしか聞くものがありませんので。
 落語天女おゆいじゃないですが、長屋住まいなんかだとなかなか生き物が飼えなかったと思います。田舎の方じゃないと土地が無くて無理だったんじゃないでしょうか。愛玩用としては昔からペット(ペットという語に愛玩という意味合いが既に含まれているとは思うのですが。)が飼われていたとは思うんですが、お大尽ぐらいかな都市部だと。
 で、ペットを責任を持って飼う気概も無いのに手に入れちゃうからダメなんであって。ペットと触れ合って安逸感を得るとか、歳をとって連れ合いに先立たれたとかいうのなら別ですが、あまりに心のよりどころを人間ではなく、愛玩物に求めすぎなんではないか?。ギスギスした世の中というものは、個人ではどうしようもないということもあるのですが、そういうものの逃避手段としての心のよりどころは本来人間との心の通じ合いに求めるべきでは。まず人間同士がギスギスしてしまっているという現状を何とかする方が先のような気がします。たかだか金でどうにかなる動物なのに、今日の番組を聞いているとやたら訴訟という言葉が多かったのも気になりました。ペットのおかげで一時は心が休まるかもしれないけれど、たぶん人口密集地ではペットによる害のほうが多いのではないかと感じます。
 江戸時代だと小市民のための愛玩動物は金魚とか昆虫とか鳥とかが(鶏は除く。あれは田舎限定)あったと思うんですが、今日の番組のようにハードルを高くするぐらいでは甘すぎで、そういう本当に個人の範囲内でかたがつく動物に限った方が良いんじゃないの都市部では?。少しでも迷惑をかけそうな動物を飼うんなら、人のほとんど来ないトコに住むべきでは?。
 というわけで、スルーするつもりが長々と。