ヴェトナムでも日本と同じような女子校(への妄想)があるんだろうか。
カイとリクが別行動なのはわかるんですが、ほったらかしというところがなんとも小憎らしい。別に小夜が米軍側に知られているわけでもない(そういう描写は無かったような気がするが)のでカイやリクは沖縄に放置でも良かったのではないかと思うのですが。ヴェトナムで小夜とは別行動を取らせることでいろんなエピソードを見せ、カイやリクも成長させるという意図が見えます。小夜とつかず離れずの描写をすることでもどかしさなどを表現するということも含まれているのでしょう。今のところ製作者の意図がうまくいきそうな気はしております。個人的なことを言わせて貰うと、カイやリク面でベトナム人情旅行記を見せてもらうのは楽しみではあります。
気になるところがないわけでもないんだけど、やっつけ仕事でもいい筈のファントムの寓話もよく考えられている方だと思うし、今回は結構楽しませてもらいました。そうそう、脚本は吉田玲子でした。