はるかなレシーブ 第8話

 携帯端末持ってるんだったら、今どきはどのへんにいるとかの報告を逐次やっていそうな気がするが。
 かなたのリハビリも完了というか、まぁすでに治っていたけど前回おせっかいをやってたし、今回で過去のしがらみからも開放されたということで。
 成美の表情を見せないのはまぁなるほどで、約束云々をいうのならきっとかなたとペアで全国一を目指したかったろうし、とはいえもうすでにペアリングは完了していて今更組み換えもできないことは百も承知なわけで。
 はるかに焦点があたることが多いんだけど、少なくとも前半はかなたの物語であって、他人を媒介にしながらも、結局かなたを救ったのは過去のかなたであり、それは似てはいるけど情けは人の為ならずともちょっと違っていてそのへんの構造はしっかり作られている感じ。だからそれを期待してというのとも違うが、やはり人間日々一生懸命生きるべきって感じの主張が見えるようで割とほんわかする。