アニメ終了番組、追加その6

  • 暗殺者

 なんとも不思議な作品。最初受賞作だからというのを目にしてそれなりに期待していたのだが、中盤まで視聴して、テキスト的には見るべきものがないなと思っていたのだが、終盤あたりでマイナス評価みたいな印象はなくなって、いざ視聴し終えてみたらそれほど悪い作品でもなかったなというもの。全体的に雰囲気アニメだなと思っていたが、原作がラノベなら、そのイメージはアニメ化に際してのものだろう。でもこうエピソード上この作品で起こってる事件はなんか夢物語のようで、ちょっと考えてもなんのメタファーなのか思い当たるものがない上に、もしかしてこれはわざと現実社会を想起させるものではなく、むしろそれから隔離することで人間関係を浮かび上がらせるものなのかもという気がしないでもない。
 それぞれのエピソードを視聴している最中あんまり気にならなかったのも不思議だが、そもそも貴族にしか発現しないマナとは何のメタファーか、おそらく実子であることに間違いない主人公がなにゆえ父に疎まれ、しかもマナを受け継がなかった設定にどのような意味が込められているのか、よくよく考えたらもうちょっと考えてもよかった。また、先生が孤児出身ながら、あれだけ貴族の立ち居振る舞いを身に着け、いかにも包容力のある人物に仕立て上げられてるのも、おそらくこの作品がおんなのこ向けというよりはおとこのこ向けでありそうなことからも何らかの意図がありそう。
 が、まぁこれ、近代初期に欧州あたりで流行ったと思われるファンタジーのスタイルで、そのこと自体が現代日本が激動期であるってことの主張なのかもと思ってみたり。そして、それをこの作品の魅力としてよいのか迷うが、そういうスタイル*1になにか触発されるものがあったのか、ベテラン声優が生き生きとして演技しているのが結構心地よかったという。世の中欠損のない人間はいないんだから、多数のターゲット層に、自分の弱点を克服するために努力することの大切さだとかをメッセージとして含んでるってありきたりのテーマを述べてもよいのだけども、もうちょっと深堀りして隠れたテーマ性を個人的に見つけようとしてもよかったかもとは思った。雰囲気アニメだなと思って早々に読み込むことを放棄して眺めているだけって感じだったので。

艦これ、猫大発生中。

 平戸掘りをやってるのだが、一向にドロしない。先週秋霜掘りで15丙撃破した以外に、乙掘りでもう50撃破しているのだがどうにも。丙泥率1.5%、甲のほうが若干大きいが、甲乙とも泥率2.5%ほどなので、まぁ40周ぐらいすればドロするだろうと思ったら意外に沼に近い状態。どうせコモンが泥してもカンカンするだけなのでガシャンで結構なのだが、AドロしないんだったらせめてSでの泥率はもっと上げておけと言いたい。
 今週水曜まではネジ獲得のための通常海域任務消化に専念してたが、昨日あたりから再度平戸掘り周回を再開、で、夕方辺りから猫大発生中。五連続道中猫発生で今一段落ついているところ。キャッシュクリアしてもPC再起動しても改善しない。タイミング的に仕事納めからのユーザー集中なんじゃないかという気もするが、今までそういうことは無かったと思うのでどうなんだろ?。


セラアナトミカサドル、成田で足止め

 ちょっといいかげんにしろと言いたいレベル。
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 郵便局のサイトで追跡調査してもトラッキングナンバーが登録されてない状態。クリスマスはむしろ欧米の運送業者が忙しい時期で、日本ではそれほどでもないはずだが、あちらではほぼ注文してから余計な遅延なく粛々と処理されてるのに、日本に到着してからは日本の業者がサボタージュしてる。クリスマス開けてるのに丸々3日もお休みとかちょっとねぇ。せめて最寄りの配送局まで届けてくれたらあとは自分で引き取りにでも行くのだが…。

*1:なにしろあの時代舞台演劇が一番流行していた時期なので