THE ROLLING GIRLS 第5話

 サイドカーを押して歩くのは無理だろ。しかも側車に人乗っけたまゝ。
 主人公たちが訪れたのは愛知三重の紛争地。愛知といえば豊田、三重といったら本田だが、バイク勝負らしい。そのへんこの作品がバイク押しなのでしかたのないところ。抹茶グリーンに助けを求めた本人に会ってみたところ知らないとの返事だが、なりゆきで愛知と三重の仲を取り持つという筋書き。愛知では喫茶店文化やらゲストキャラがしゃちほこを作っている…つまり瀬戸物といったところか…という風に特産品が目白押しで、町おこしの気風が見られたが、その実やはり青春グラフィティみたいなノリ。後継者云々あたり、やはり水戸黄門フォーマットを彷彿とさせるが、そのへん水戸黄門がゴールデンで放映、夕方にも再放送という'80年代を意識したと見るべきか。次でなんらかの決着が見られるのだろうが、今回の感想としては毒にも薬にもならないといったところ。