今ドキスイミングスクール開設って、経営が成り立つとも思えないが。
ちょっと前期の最終回が今一だったので、どう始まるんだろ？と期待よりは心配のほうが大きかったんだけど、なんかすんなりストレスなく入っていけた。凛がおそらく人間的に円くなって、それで部長にもなったんだろうなというのが雰囲気で伝わってくるので、そのへん脚本とか演技とかうまかったんでネェのぐらいには思った。凛と遙の勝負のシーンは前期では感じなかった弱ペの雰囲気がぷんぷんとして、そのへんなるほどなぁというぐらい。弱ペはむしろ勝負にガツガツしてるので、同じ雰囲気でも自分的にはこっちのほうが受け入れやすい。
凛の台詞でおそらくといったところだが、キャラクターの進路が前には出てきにくいだろうがメインテーマの一つだと思う。正直スポーツで勝った負けたの作品ではないだろうから、この作品のポイントをどこに置くかは結構難しい問題なんだろうなとはおもう。男同士の絆とかそういうのを描く場合でも、それは勝負を通じて正々堂々としのぎを削るというのがあまり訴求力成分として使えないわけで、じゃぁその繋がり重視で勝負が温くなるというのもキレが失われてしまうわけで、あまりテーマも一つに絞られるんじゃなくて、いろんな要素がごった煮にされるだろうし、そうだとしてバランスの取り方なんだろうなと。主張をがなりたてるんじゃなくて、スタッフが視聴者との間に一定の距離をとっていそうだなというのが（本当にそうなるかは以後の展開を見てみないとわかんないが）好感が持てそう。
