魔弾の王と戦姫 第10話

 対ムオジネル戦終了。これ、3話連続で見るべきなんだろうな。
 相変わらず戦況の打開はご都合主義でしかないんだが、もうこれはそういう設定としてみるべきだろうな。ミクロを描いているようで、実際にはマクロしか説明していないので、見るべきポイントはそうなんだと得心したらわりと気楽になった。
 今回の援軍のあり方も、あまり現実の会戦ではありえない話で、むしろこの構造は現実社会でのお仕事上での人間関係のありようを示しているとしか思えなかった。まぁ侵略軍は大軍であって、ティグルが蹂躙されてしまえば他の領地も決して無傷では済まず、前回のリュドミラの講義のように、売り時としては最善であるわけで。ある意味専門性を武器に戦わなければならない企業活動のほうが勝敗がわりかしはっきりしてえげつなかったりするしな。
 いちおうテナルディエも戦ってたという説明がされてたけど、敵の一大勢力を引き受けて撃退したティグルは敵将のヨイショがなくても、押しも押されぬ救国の英雄になってしまったわけで、ひとまずアルザスは安堵で一段落という流れなのかな。戦姫もOP・EDで言えば、チェス盤のシーンの一人が未登場なぐらいで、他は顔見せ完了か。
 そうそう、リュドミラの声当て、最初は@佐藤利奈かと思ってたんだけど、@伊瀬茉莉也だった。声の響かせ方がうまいねぇ。