進撃の巨人 第9話

 エレン父による仕掛けがあったのか。
 エレンが巨人に食われてから胃の中の描写があった。胃液というか消化酵素で割と人間の表面も融けるらしいのだが、そういう描写はないというか、溶ける前に覚醒した模様。
 どうもエレン父がエレンに巨人の要素を導入してたっぽい。そういうエレンを人間と呼んでいゝのか巨人と呼ぶべきなのかはわからんな。前回の次号予告を見たときには差別構造かと思ったんだけど、そういう話ではなくって、本当にエレンに巨人の要素があったという。そりゃ周囲の人間はビヾるわな。
 っつーわけで、しばらく巨人との対決ではなくって、エレンの身の上話主体になりそう。中東のイスラエルとアラブの対決をみるにつけ、どうやら差別の解消は混血にあるんじゃないかという南米のケース(とはいえよくその辺の事情はわからないが)もあり、いや、合衆国のように現地民との混血を避けて純潔を維持し、瀬別構造を温存している先進国第一位の国もありで、そのへんなんともいえないが、でもまぁこの巨人に対決するためには巨人の要素を取り入れるべきというある意味安直な方法ってどーなの?と思わなくもない…というか、差別とかそういう話ではないんだろうけど。ある意味江戸末期から明治にかけての西欧技術の導入という意味では日本人らしいといえば日本人らしいんだが。