「パトラッシュ、疲れたろう・・・ぼくも疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。パトラッシュ・・・」
のパロだよな。あといろいろ元ネタがありそうな描写がちらほら見受けられたんだけど、そこはそれ、わかる人のお楽しみってトコで。っつーか、DVDでは湯気が全部取れるのか?。
「この街の人、ちょっと元気がない。多分、領主が良くないせい。」
まぁ今の日本の国民が元気かどうか考えれば、何が言いたいのかわかりすぎるほどわかるよな。とはいえ領主が変わったばっかりだけどな…。対して史実では酷薄な董卓の懐の深さがちょっとな。人気取りのために呂布の行為を黙認してるだけかもしんないけど。仕事がしたくても不景気で仕事がないために苦労をし、物乞いと勘違いされる陳宮のありようももちろん現代のある階級のメタファーではあるわな。でもまぁ袁術も、悪人がほとんど登場しないこの作品では、何らかの長所が用意されているんだろうなと思うと、どうにも複雑な気持ちにはなる。雑破業の構成だからして、それなりに納得のいく設定があるんだろうなとは思うんだけど…。
とまぁ、今回は涙腺が緩む緩む。