結局琳はバレエに復帰したのか。
また日常への回帰というフィナーレではありましたが、たしかに他の感想サイトさんのいう通りあんまりパッとしなかったかな。最後の琳の見せ場も、琳の目的であるすずりへの追悼という側面は視聴者としても薄くて、琳自身の輝きの獲得のほうが大きくて、それは確かに本作のテーマでもあったから見どころとして十分ではあった。現代戦ってところは今一だったかな。
というわけで、いわゆる整った作品としてのクォリティは素晴らしく高く、ストーリーもそれなりに楽しめたのではあったが、どうもまとめるってところですごくスタッフが苦労しているなとは感じた。現実と虚構のバランスを取っているのもわかるんだけど、琳の未熟な考えが最後の〆を引きずったおかげでどうも物足りない感がある。そりゃ琳の成長モノなので、そこらへんは外せないとは思うんだが。もうちょっと突き抜け感は欲しかったデス。でも自分的には好評価。おもろ＋。
