東京都議選結果確定。

 都議選敗北、過去の例→国政にも暗雲 魚拓
 よくわからんのは、何で自民党が負けたら国政に暗雲なのか。もう既に自民党政権の悪政により、日本は暗雲どころか土砂降りの雨が降ってるだろう。さすがゴミ売り。
 議席確定 民主第1党、自公過半数割れの歴史的大敗 魚拓

 最終的な各党の議席は▽民主54 ▽自民38 ▽公明23 ▽共産8 ▽生活者ネット2 ▽民主系無所属1 ▽その他無所属1。

 改選前は▽民主34 ▽自民48 ▽公明22 ▽共産13 ▽生活者ネット4 ▽民主系無所属0 ▽その他無所属4だから、民主が自民から10、共産から5、生活者ネットや無所属から5奪って20の議席を増やしたということになる。共産涙目。やっぱり政権交代に反対したのが運の尽きだったか。まぁ共産党もあの発言のおかげで55年体制における、裏自民応援団ってことがわかったので、そこはよかったということか。
 もうちょっと自民が議席を減らすとよかったわけなんだが、各選挙区で見ると、中選挙区であるというのが自民が生き残った主要因になっている。例えば文京区とか台東区だと、定数2の立候補者が民・自・共の3人だったのだが、民主党を外すとなると、選択肢が泥棒自民とお花畑共産の2択になってしまう。自民の替わりになるB層の受け皿が選択肢としてないわけで、これはしんどい。かといって民主党が候補を2人立てるのがいいか?と言われると、それは反自民の票を二つに割る愚を犯すわけで、ちょっとしんどい。というわけで、自民党が地方から巻き上げたリソースを都市民にばら撒いて票を買っている限り、中選挙区制では泥棒にある程度さらわれるのは仕方が無いのかもしれない。自民党が死に絶えるのは、利権から引き剥がして、金の流れ道から外すということをして初めて達成されるのだろう。
 創価学会のこすっからいところは、1人区での立候補は絶対にしないことだ。必ず死に票になることがわかっているからだろう。そう考えると共産のバカさ加減にはあきれ返る。まさに反自民の票を横取りするために存在しているようなものだ。創価学会とガチで勝負するのかと思えば、そうでもないらしい。
 でもまぁそれにしてもやはり自民に入れる層が一定数いるってことがはっきりわかったわけで、やっぱり日本も捨てたもんだと実感した次第。無党派や共産が自公側に賛成した場合、民主が第1党だとしても、議案は自公に有利に働くわけで、そこらへん共産が裏自民党応援団としての真価を発揮するのか、それとも突拍子もないお花畑脳を繰り広げてくれるのか、それともまともな議決をするのか、まぁ地方民の自分としては見守る以外の選択肢はないわけなんだが。