防衛省は3日付で、日中戦争などの歴史認識を巡って政府見解に反する論文を公表して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長(60、現・航空幕僚監部付)を定年退職扱いにすると発表した。懲戒処分に当たるかなどを判断するため事実関係を確認していたが、田母神氏本人が処分に必要な事情聴取などの手続きに応じず、自発的に辞職する考えもないと判断したため。
自衛官の定年は原則60歳だが、空幕長は62歳まで定年延長の扱いとなっている。田母神氏は10月31日付で空幕長職を解かれたため定年に達した。同省は事情聴取などを理由にひとまず11月末まで勤務延長の形をとったが、3日までに空幕人事当局が本人の考えを確認して勤務延長を打ち切った。(20:23)
国益を損なったということで、本当なら懲戒免職でも足りないぐらいなのだが、よくよく考えるとチェックをスルーしていたことから、自民党の誰かから指示されて歴史修正主義論文を書き、その報酬として出世したんだろう。まぁ自民党が政権を握っている限り、このような甘い処置は続くわな。遺族会がバカだからこのぐらいで済んでいるのだろうけど、もし遺族が賢かったら一年後には一族郎党知らぬ間に絶滅していると思うよ。ようするに旧帝国陸海軍は日本国民の命で利権を保持したわけだろ。っつーか、自分も祖父を戦争に持っていかれて殺されているわけだが、日本人ってのはつくづく特権階級にナめられていると思うよ。