魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜 第2話「東京」

 さすがに今回は、感動の渦に巻き込まれるということはありませんでした。
 もうちょっと読み込みをしたほうがいいんでしょうが、ソラのおのぼりさん状態がよくわかった。自分なんかは割と目的地到着を優先するので、ソラのような行動はあまりしないんだが、彼女にとっておもちゃ箱をひっくり返した(月並みな表現だったが)ようなという形容はまさに当を得たもの。しかし、割とソラのふらふらした行動を咎める人が少なくて意外。まぁこの作品のスタイルからすると、どなるどなられるってのは相応しくはないわな。
 実はOP動画を結構見直していた。割と作中のカットを流用しているようだが、なぜかほとんどのキャラが曲に合わせて歌ってることに気付いた。口元が見えていなくとも体の動きで歌っているんだろうなと思わせる表現もあって妙に感心した。前回歌詞と口があってないかもと書いたんだけど、どうも流用カットでは別の台詞を言っているらしい。
 あと、実写取り込みから、画像処理を施した感じの背景が多数。良く観察すると、木々の葉や雲なんかは手書きのような表現なんだが、それもコンピュータのフィルター処理でできたりするんだろうか?。他のサイトさんではキャラ絵とのバランスが悪いという人が多いんですが、自分の中では微妙なところで踏みとどまっているような感じがした。背景を画像処理で省力化している分、キャラ動画を頑張ってくれているのなら、ぜひ応援したい。
 涙が枯れても大丈夫なほどタオルを用意したような心持ちで期待してモニターの前に座っていたんだけど、よくよく考えたら毎回お涙頂戴の展開にするハズもないよな。次回からはさっそく依頼なので、泣きかどうかは別にして、また感情を揺さぶる展開になるんだろうと予想。