いつのまにかミヤミヤがサムライになっている件について。
やっぱ余韻が足りないわ〜。構成はいいんだけどな。せっかくの凛も他人扱いでちょっと寂しい。っつーか、凛は負けたものゝすっかり達人扱いだよな。中段に構えた段階で、突きという展開は読めてしまった。まぁあの尺だし、その読みが外れても悔しくはないしで、ちっとも誇れることではないがなぁ。
うーん、一つ難を言わせてもらえば、やっぱ勝ちにこだわるのは少し違和感を感じる。オリジナル展開に入るまでは、人間関係構築による珠姫の成長が主で、それにたくさんの時間をかけていただけに、負けて悔しがるという展開に持っていくためには、やっぱり時間をかけなくちゃと思うんだよね。でもまぁそれ言っちゃうのは反則ではあるんですけどね。原作との兼ね合いもあるんで、一区切りつけるためにこうやって落として持ち上がるというのは必須だし、残された時間で十分な仕事を果たしているとは思うんですがね。早回しにするわけにはいかないから、どうしても間も台詞も描写も削らなきゃならないんで、そうなると必要な積み重ねもできないわな。
しかし前話から思っているのだが、誰も彼もが責任を果たそうとしていてなんとも。どこかの国の政治屋に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいぐらいだ。
