で、ココロたんが書けっていうから。

 最初に提供してきたニュースについて。
 <北京五輪>女子バレー代表新チームが決定、前大会メンバーは5人だけ―中国(Record China)
 ん〜、なぜに女バレ、しかも日本代表でなくて中国?、という点はともかく、リンク先のURLを見ると、ランダムにニュースを拾っているんじゃなくって、どうやらココロたんのネタ帳にちゃんと登録されているっぽい。
 前大会メンバーは5人と、驚いているようだが、別にスポーツは入れ替わりが激しいのでなるほどと思うぐらいか。大砲に怪我で治療していた197センチの趙蕊蕊が戻っていて、まぁ彼女のチームなんだろうなという印象はする。特にアタッカーだと高く飛ばなきゃならんわ、思いっきり打ちつけにゃならんわ、着地に気をつけなきゃならんわで、腰だの膝だのを痛めやすいスポーツだ。背が高い選手は体が出来ていないと、壊れやすさが段違いに高まるんで、使い方に気を遣うわな。中国辺りだと新人は後から湧いて出てくるんで、運動量は激しくなくて周囲に指示の出来るセッターあたりでないと選手の回転率は高いと見ていいだろう。
 それでもやっぱり高くて破壊力があるってのは、確率的に得られない人材なんだろう。日本にしたって栗原恵を使いつづけるってのも身長だろうし。大山加奈あたりのほうが筋肉質でパワーもあると思うんだが、精神的に弱いらしいという噂だ。しかしそれでも趙蕊蕊のほうが身長で10㌢、最高到達点で20㌢違う。単純に考えて栗原や大山がブロックしたってボール半個分高いわけで、コートに入るように打ちつけとけば、ライン内に突き刺さるかブロックの指先でサイドアウトだろう。トレーニングである程度打撃力の差自体はつきにくくなっているんで、多分趙蕊蕊にボールを集められただけでも日本は勝てない。その中国だってここ最近の国際大会では割と負けているんで、どうにもな。ある意味“生まれ”で勝負がもうついちゃっているスポーツだわ。男子なんかももう哀れになるほど順位が選手の構成だけで決まっちゃうとか。
 しかし、ワタクシのお気に入りは、数年前にアイドル扱いされていた浙江开元の罗瑜(189㌢)。今年の全国リーグ戦ももう終わっちゃったけど、去年は確か途中までダントツでブロック率が高くてトップだった。決勝戦は上二チームが争うんで、結局勝ち上がれなかったチームは賞が貰えないんじゃなかったかな。今年の春先にも中国代表入りを検討されていたんだけど、落ちてた。
 たしか2〜3年前ぐらいから日本でいう高校生ながら全国レベルのチームに入るという天才少女という扱いだったような気がする。まぁ今見るともうオバサン顔かな。鱼头_新浪博客
 うーん、でもなんか全般的にスポーツを見なくなったし、ラリーポイント制になってから特に見なくなったなぁ。男子はずっと前から身体的能力だけで勝負が決まってしまっていたんだけど、女子はまだ巧緻性とか粘りで見るトコがあったんだけどなぁ。男子と同じようにパワーと高さだけで決まるようになって巧緻性が意味をなさなくなり、ラリーポイント制になって粘りの意味もなくなりで、あんまワクワクしないんですよ。弱いチームは緊張が途切れるとあっという間に叩きのめされるんで、レヴェルの高いところだと見どころがわかんないというか。もう試合というよりは、どこのチームが力をつけてきたか?で感心するほかない。東欧のチームが金もないのにがんばっていたりとか、タイだの中近東のチームがレヴェルを挙げてきて、「ほう、やるようになったじゃない」と概略だけ眺めて終わりとか。