昨日のネカフェで4・5巻と読んだのですが、それ以前に1〜3巻まで読んでおりました。樹なつみは絵がきれいなので注目していたものの、中身がよくわかんなくて手を出せずじまいになっておったのです。作品がアニメ化されるということで機会があったら読んでみようと思っていたのですが、案外早く訪れました。OZも読了しております。その他は未読。
構成が非常にオーソドックスで、ある意味アメリカナイズされているように感じます。両作品とも基本はハリウッド的というか。主人公にミッションが与えられ、遂行中に驚愕の真実が明かされる。そして世界を救うために主人公が奮闘。それに平行してロマンスが走るといった構造。恋愛部分は自分にはハーレクインなんだろうなと思わせられます。いやハーレクイン全然読んだことないですけど。で世界のあり方についてのメッセージもちゃんと織り込まれているというのは、物語作りでいえば割と型を作って手堅くまとめているように感じました。
巻数も手ごろだし変に冗長的でもないので読後感はすっきりでした。まぁ各論は置いときます。とりあえず。